帰るのが嫌になるくらい美しい、10月の山梨の昇仙峡をX-T20で撮ってきた

X-T20
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荒々しい岩の昇仙峡

山梨に行ったら山を観たい、山を観ないと山梨じゃない。

生まれて初めての山梨への旅に10月に行ってきたんですけど、何となくそんなイメージがあったので、まずは山に行ってきました。有名な観光スポットの昇仙峡が素晴らしかったので、紹介したいと思います。

まずはロープウェイに乗ってみる

車でグリーンライン駐車場までドライブ。そこから、乗り合いバスで滝上駐車場まで連れて行ってくれるんですが、ある程度人が集まってからの出発になるらしいので、ちょっと駐車場から観光。

もうここからでもすでに絶景なんですよ。だから、時間つぶしに事欠かない。切り立った岩肌はクラシッククロームで撮りたくなる。

アクロスで撮るのもカッコいいなぁ。この時点で期待が高まりますよね。

バスを降りて、すぐ近くにロープウェイの乗り場があります。ロープウェイに乗り込むと、案内のお姉さんがこなれた口調で昇仙峡についてのうんちくを教えてくれるんですが、あまりにも何回も言いすぎてるんでしょうか、流暢すぎて頭に入ってこないんですよね。ロープウェイに乗った時ってほぼ必ずこのパターンに出会うんですけど、何なんでしょう。

ロープウェイあるある「説明のお姉さん、説明しすぎて心を失う」を聞くたびに、家族でちょっと笑ってしまいます。

富士山をおまけ感覚で楽しんじゃう

そんな事を言っている間に頂上に到着。

この日は快晴だったので、頂上からは富士山が見えたんですよ。富士山はこの後の河口湖で楽しもうと思ってたんですけど、思わぬところで富士山が見られる。さすが山梨県。

ちなみに、この後行く河口湖では雲が出てしまって富士山は全く見えなくなりました。ここで見といてよかった!

青のモノトーンのレイヤーで表現される奥行き感。デザインとしてイケてる。

上の写真はかなりの望遠で撮ったので、実際に見える景色はこんな感じ。これぞまさに絶景。

さて、ロープウェイをまた頭に入らないアナウンスを聞きながら下りて、いよいよ昇仙峡に入っていきます。

最初に見えるのが仙娥滝。滝が霧を生んだおかげで、うっすら虹が出ています。

滝を越えると、橋を渡って遊歩道を歩いていくことになります。切り立った渓谷がかっこいいんですよ。下の写真は橋の上から。遊歩道はちょうど左側に写っていますね。

富士フイルムのモノクロのフィルムシミュレーション、ACROSでも撮っちゃいます。岩場と白黒、相性が悪いわけない。

昇仙峡の遊歩道も魅力的

遊歩道に広がる緑が、またとても美しくて。ファインダー覗きまくりのシャッター切りまくりの、何だかんだでまた足が止まりまくりで。全然進まなくて家族をしばらく待たせてしまいました。

でも、この美しさは仕方ないと思うんですよね。空の青さと光の入り方が最高でしょ。

露出を上げながらトーンを軟調にして、光を木々の葉の方に映してみる。うっすら紅葉も始まっていて豊かな色合い。

遊歩道から川の方を見下ろしてみると、こちらもまた撮りたくなる景色が。

この日のフィルムシミュレーションは、ASTIA、Velvia、クラシッククロームをシーンによって使い分けています。

富士のカメラはホントに青空と緑の発色がしっかり出るから、たまらないんですよ。

今年の風景写真のテーマは「奥行き感の表現」なので、前景から背景まで広がるシーンでは、あえてあまりぼかさず中間値(f8)付近に絞って、全体が立体的に写りこむように撮ることが多いです。

クラシッククロームだと岩の硬さと言うか強さと言うか、質感がしっかりと出ててかっこいいんだよなぁ。

使っているカメラは富士フイルムのX-T20。この写真を観て気になったらチェックしてみて下さい。

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