公園を歩けばスナップしたくなる被写体に出会う
代々木公園に来たのはものすごく久しぶりで、前がいつだったかもよく思い出せない。何があったか、どんな感じだったかも思い出せないんだけど、何の前情報もなく歩きはじめるってのも街歩きスナップの醍醐味の一つ。
歩いていれば、何かしらいい被写体に出会えるはず。X-T20を片手に胸躍らせながら歩きはじめます。
秋のバラがお出迎え
歩いていると、バラがお出迎え。
秋にバラを撮るときは空気のせいなのか、ちょっと寂しい感じに撮りたいときがある。秋風が冷たく吹いた瞬間に特にそうなっちゃう。
高級なベルベット感。
葉っぱの入り方と花の位置が絶妙で、びしっと構図が決まってる。自然にこういうのが紛れているから公園の散歩は宝探し感覚で楽しい。
水滴がついてると見つけたら、それは撮らざるを得ない。
散ってもなお被写体として成立してしまうのは、さすが花の女王の貫録。
秋独特の青空の色がきれいに出ました。この写真に関しては、むしろバラを脇役にして、青空を見てもらいたいくらい。
秋の涼しい昼下がりを過ごす人たち
公園で撮る楽しさは、そこで過ごしている人たちが作り出してくれる瞬間を逃さずに切り取る所にもあるかなと思ってる。
幸せそうに過ごしている人の瞬間は特別。この日の一番お気に入りの一枚で、ときどきスマホに入っている画像を見返してる。
ユーモラスなカラスの水浴び。都会で暮らす彼らにとっても代々木公園は憩いの場所。
都会の公園にはカラス。嫌われ者の彼らもよく観てると時々とてもクールな良い表情を見せてくれることがあります。そのきれいな黒鹿毛のような毛並みは実は被写体として素晴らしいレベル。
秋の公園と言えば銀杏。下から覗き込んだ時の枝の模様に目を奪われたのでファインダーをのぞいて、一枚。
というわけで、何にも調べてこなくても、やっぱり楽しく撮影できました。やっぱりカメラっていい趣味だなって改めて実感。
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