東京縦断のフォトサイクリング
今日は最終目的地だけは有楽町の東京国際フォーラムと決めて、東京を縦断してみることにします。
なぜ、東京国際フォーラムに行くのかというと、前回撮影に行った時に消化不良に終わったリベンジを果たすためです。

途中で偶然の被写体との出会いがあるのがサイクリングの醍醐味。この日もたくさんの偶然に出会ってきたので、写真と共に紹介。
王子で見つけた神社と路面電車
王子駅のすぐ近くにある王子神社。もちろん存在を知らなかったんですが、道沿いに大きな看板があるのを見かけた時に、
「これは美しい神社に違いない!」
という僕の神社センサーが働きまして、ちょっと寄り道。
クラシッククロームで迫力ある狛犬を撮る。石の質感を強調するのには、階調がハードなクラシッククロームがやっぱり一番合う。
出てすぐの飛鳥山で見つけた路面電車を50-230mmの望遠レンズで狙って圧縮効果を楽しんでみたり。
ここには春には桜が満開になる飛鳥山公園があって、今年の春には電車で来てるんですよね。確か、その時は迷子になって偶然路面電車を撮ることができたんだったなぁ。写真を撮るのに方向音痴ってのは、偶然の出会いを増やしてくれるって意味ではある意味才能なのかもしれない。

御茶ノ水は撮りたくなる場所が多すぎる
しばらく南下して御茶ノ水付近、ここでまた神社センサーが反応。この時期は七五三で着物を着たかわいい子供たちが通ったので、これは良い神社があるに違いないと。
行きついたのは神田明神。本殿の美しさに感動して引き寄せられてしまいました。こちらもフィルムシミュレーションはクラシッククロームかな。あえて色は抑え目で神聖さを表現したくて重厚感が出るように撮ってみました。
建物が美しすぎたので、後日また行ってしまいました。

御茶ノ水は写真を撮りたくなるものが多くて驚きでしたね。向こうに見える教会が撮りたくなる雰囲気だったのでそこに向かう途中に、路線の違う電車が交差することで有名な聖橋を偶然通ることになって。思わず立ち止まって東京ならではの景色を楽しんでみたり。
これもクラシッククローム。曇りの日はクラシッククロームを使いたくなります。クラシッククロームを手に入れてから、撮影が曇りの日になっても、がっかりしなくなるんですよね。
で、聖橋を越えたら見えていた教会の前に到着。こちらは東京復活大聖堂、またはニコライ堂っていう名前だそうで、建物の中は撮影NG。外観を撮るのはOKなので、格調ある外観を撮らせてもらいました。
で、神田明神沿いの元の道に戻る前に何か気になって寄った湯島聖堂が最高の当たりでした。御茶ノ水に行ったら湯島聖堂を撮ってもらいたい。そのくらい良いです。ここの黒の迫力に圧倒される感じ、たまらなかったです。

東京国際フォーラムで近未来フォト
お茶の水から有楽町までは目と鼻の先、まぁ道を間違えて秋葉原駅の方に入っていったというおちゃめなハプニングもあったんですけど、何とか到着です。
前回は上の階に登るのを忘れて下からばっかり撮っていたという事に帰ってから気づいたので、この日はすぐにエレベーターを探して上へ。
通路の手すりが反射するので、そこのリフレクションを狙った不思議な一枚。
反対側に回り込んで奥行き感を視線で楽しむ一枚。上の写真とはホワイトバランスを変えています。白い物にホワイトバランスで色を付けると、どんな雰囲気になるのか?っていう実験です。上の写真と下の写真では同じ建物なのに雰囲気がずいぶん変わりますよね。デジタルの世界だからできる事、デジタルカメラってまだまだ楽しめる事があるなって思うとワクワクします。
こちらにもう少し多くの写真を載せてます。

旧古河庭園で秋バラと日本庭園を楽しむ
目的もしっかり果たせて、良い写真が撮れたなと満足しながら帰る途中に、旧古河庭園を通りかかったので、「秋バラが撮れるかな?」と期待して、ちょっと寄ってみました。
昼を過ぎたら青空が見えてきたので、旧古河庭園のシンボルの洋館をバックに秋バラを。爽やかに撮りたかったので、フィルムシミュレーションはASTIAを選択。
秋バラだけじゃなくって日本庭園も楽しめるのが旧古河庭園のすごい所。今年は暖かいのでまだあまり進んでませんでしたけど、紅葉の雰囲気が味わえました。

旧古河庭園の秋バラ一覧は昔撮ってまとめたこちらをご覧ください。ほとんど網羅されてるはず。

この日も最高でした
というわけで、一日でこれだけのスポットで撮影ができるなんてフォトサイクリング最高!としか言いようがないです。
最後に、この日に使用したカメラとレンズを紹介、カメラはX-T20。レンズは18-55mmと50-230mmです。
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