植物園に行ってみた
花を撮るのが好きなので、植物園に。今回は川口のグリーンセンターへ。温室が目的なので、さっそく中に。
睡蓮が色ガラスのように美しい
温室の中に池が作られていて、そこに睡蓮が咲いているんですが、これが美しかったので重点的に撮影。自分のほかには2人ほど一眼レフを持ってる人がいたかな。
花を撮る時はできるだけ背景をすっきりさせたい、真白か真黒がベスト。
本当は温室なんで明るいんです。だからオートで明るさを決めるともちろん背景に色々写りこんでしまうんですけど、花以外が暗くて写りこまずに、花だけが浮き上がってくるように、シャッタースピードを調整しています。
背景が黒くなったことで、空間を完全に切り取る事ができ、時間が止まったような静かさが出てくるかなって思っています。限られた時間である花だからこそ、こうやって切り取りたいという願望が生まれるんでしょうかね。
睡蓮は先日撮りに行った古代蓮の迫力ある美しさとはまた違って、陶器というかガラスというか割れ物っぽいような繊細さがありますね。
これは、古代蓮にも言える事なんですけど、水辺で咲く花は水面への映り込みが出てくるので、それも良い所。1つのアクセントになります。
まるで花びらが自らうっすら光っているかのような質感。
睡蓮以外にも、いろんな種類の植物が育てられています。
フウリンブッソウゲ。漢字で書くと「風鈴仏桑華」。温室の中の目立たない場所にひっそりと咲いていたので見逃す所でした。
何か愛らしいサボテン。子供の頃に本で見た小さな妖怪みたい。
名前を見るのを忘れた・・・。後ろの光とのバランスが良かったので撮りました。
温室内を歩いていると、ヒスイカズラの看板が。ツイッターで見かけて一度撮ってみたいなと思ったのを思い出しました。時期はゴールデンウィークくらいらしいので、その時期になったらまた来ようかな。
無造作に咲く紅白の彼岸花
温室の近くの植え込みに赤と白の彼岸花が集まって咲いていたので、こちらも撮影。
カメラを持つ前には、彼岸花なんてのはいつ頃咲くのかはもちろん、白い花もあるなんてのもよく知らなかったです。カメラを持った事で、季節ごとの楽しみに敏感になれて毎日が楽しくなりました。今月はどんな花が咲くなとか、今まで考えたこともなかったですから。
急に風流な人間になって、粋な暮らしができてる。カメラを趣味にしてよかったなとしみじみ感じてます。
それもこれも、X-T20と出会ったおかげ。良いカメラですよ、本当。
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