木更津で寂しいくらいに静かな海を撮る

X-T20
スポンサーリンク

港の景色でも見てみよう

さて、せっかく千葉に来たんで、そのまま帰るのももったいない。

佐倉ふるさと広場で青空の下でのひまわりをX-T20で撮る!
青空とひまわりを撮りたかった 夏と言えば、ひまわり!ひまわりと言えば、青空!というわけで、鮮やかな黄色のひまわりと青空の相性は色のバランス的にも最高なんですけれど、去年は曇りの日にしかひまわり撮影ができなくて、少し心残りがあったんですよ。 ...

という事で、木更津に行って海でも見てみることにしました。

寂しさが押し寄せてくる

木更津の駅を降りた途端に感じる、違和感。それが何だかよく分からなかったんですけど、海に向かう商店街というかメインストリートを歩いてみて、ようやくそれが何かわかりました。

とにかく人がいない。店もほとんどシャッターが閉まってる。週末の午後に歩いているのに、駅前すぐの場所なのに、ほとんど誰ともすれ違わない。今までの人生で、ここまでのゴーストタウンは観たことはないってくらいの強烈さ。もっと活気のある港町を想像していたので、そのギャップに驚き。

目に入るのは、外装がくすんでしまったスナックをはじめとする水商売の店ばかり。ここに来る前には鮮やかなひまわりに囲まれていたので、その落差に気持ちが付いてこない。気持ちが滅入ってくる、ずしっと沈む。

何とも言えない重たい寂れた気持ちのまま海に着くと、何だか海も港もすべてが物寂しく見えてきたので、その感じで撮ってみる。色なんて物はすでに感じない世界。ACROSをさらに沈ませて撮影。

今、改めて思い出しながらこれを書いてみて、あの寂れた町並みをもっと撮っておけば良かったなぁと悔やんでいる。あれはなかなか出会えない風景だわ。あそこでしか撮れない写真ってのがあった気がする。もったいないことしちゃったな。クラシッククロームとかで撮ったらハマりそうだったのに。

でも、その時は何か怖くて写真撮れませんでした。昼間なのに極端に人がいないと恐怖を感じるんだな。

この日の撮影で使っているカメラは愛用しているX-T20。レンズは18-55mm。


コメント

タイトルとURLをコピーしました