秋の旧古河庭園は和風も洋風も満喫できる最高の撮影スポット

X-T20
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秋のバラを撮りに行ってみました

旧古河庭園は東京にある他の庭園が日本庭園であるのとは違って、洋館と洋風の庭園があり春と秋にバラが咲き誇るというのが特徴です。ちょうど秋だし、バラが咲いてるかなと思って自転車で前を通ったので寄り道してみることにしました。

洋風庭園には秋バラと洋館のコラボレーション

これが名物の洋館。実際は秋のバラを楽しみにたくさんの方が来られているので、こうやって人を写さないで撮るのは至難の業。じっと我慢で一瞬のチャンスを狙うしかありません。この洋館からちょうど見渡せるような形でバラの庭園が広がっています。

なので、バラ園から見上げて撮ると、ちょうどバラ越しに洋館が見える形になります。という事で、姿勢を低くして見上げるようにして、紫系のバラを洋館と秋の青空を背景に撮影。

ピンクのバラの間にちょうど洋館が顔を出すような良い構図を見つけました。こういうのが見つかった瞬間のときめきも撮影の楽しみ。

バラだけで撮るのも楽しい。あえて色はあまり出さないようにカラーをマイナスに落として、しっとりとシックに。

秋の空気が優しいからか、この日は全体的にバラを優しく撮ってます。撮影って環境や気分が反映されるところも、あとで見返すと面白いんですよね。

こういう高級なベルベットのような黒に近い色のバラが一番色を残すのが難しくて、見つけるとついチャレンジしたくなってしまいます。コツは露出を上げすぎない事。白く浮いちゃうとせっかくの質感が台無しになるのでそこが一番注意ですね。

僕が旧古河庭園に来る一番の目的は、青、紫系のバラが多く咲いている事。これは結構珍しくて、他のバラの名所と言われるところでも、意外と青、紫系は植えられていないことがあります。

もちろん、深紅や白のバラも好きですけど、ここに来たら狙うは紫のバラ。少し西日が差してきたので、うっすらオレンジ色に染まっています。それもまた良い味になるもんです、無理にホワイトバランスを回して消すのは空気感が消えてもったいないなと。

青系のバラは影が似合いますね。青いバラが映えるように、太陽が雲に隠れるまで気長に待ちます。焦りは禁物、満足する一枚のためには忍耐も大事。

軟らかく撮っても、どこかセクシーさが溢れ出る。それもバラの魅力ですね。他の花ではなかなか表現できない妖艶さです。

他にどんなバラが咲いてるかはこちらを見ていただくといいかも。前に行った時にほぼ全種類撮影したものをまとめてます。

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バラから離れてちょっと散歩中に見つけた良い構図。枝と葉の入り方が好きな一枚。これも見つけた瞬間に笑みがこぼれました。

洋館だけじゃなく、日本庭園の秋の装いも満喫できる

何回か旧古河庭園には来てるんですけど、バラだけを楽しんでいつも帰ってたんで、日本庭園があるなんて知らなかったんですよね。この日は、何か人の流れがあるから付いて行ったら、日本庭園の秋模様にたどり着きました。

まだ、色づきはうっすら。これから本格的に紅葉していくんでしょうね。

幹の力強さとしっかりと刻まれた模様がたまらなかったので撮影。

少し色づいて秋の気配を見せるところもちらほら。

紅葉していなくても、青もみじも捨てたもんじゃないです。

カラフルな構図を見つけたので、ちょっと面白い画になるようにかなり明るめに撮ってみました。紙漉きにもみじをあしらった時のようなイメージ。なかなか普段はやらない撮り方です。

贅沢な時間でした

洋風庭園と、和風庭園の両方が楽しめて300円で入れるんだからすごく得した気分。隣の六義園も入れるチケットは「園結び」という粋な名前で500円なので、そちらもおすすめです。

六義園は、春にしか行ったことないんですよね。紅葉に染まったらキレイだろうなぁ、来年は行ってみようかな。

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最後に。撮影したカメラは愛用のX-T20です、良いカメラなのでお勧めです。

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