江川海岸で夕暮れを撮影して心が満たされる

X-T20
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電線のあれ、観てみたかった

これ、観た事ないですか?インスタグラムとかツイッターとかで。

ここ、千葉の木更津の近くにあるんですよ。

去年、千葉の館山に旅行に行った時にも、見に行く候補に入れてたんですけど、行程上、どうしてもいけなくなってしまって、ずっと気になってたんです。

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で、今回、木更津まで来ているので、ついでに観てみることにしました。

夕暮れ時の海は良い

着いた時はまだ夕暮れ前で、これからというちょうどいいタイミング。奥に人だかりができているので、きっとあの辺がそうなんだろうなぁと思いながら、そっちに向かって歩いていると、それに負けない良い構図があったので、一人で撮ってました。

みんなも撮ればいいのに、誰ひとり気づいていません、もったいない。

ACROSで。海が輝いて、その前に影となりながらも存在感がある船。これが撮れただけでも、ここに来てよかったなぁと思いました。むしろ、こっちの方が感動したかな。

少しだけ色づいてきた光に照らされる海。やっぱり海は良い。

トーンをぐっとマイナスに設定することで軟調にして、影ではない奥行き感を。手前の地面と船の質感がとても気に入ってます。撮って出しでこの質感が出るのが富士フイルムのカメラのすごい所。

夕暮れが近づいてきたので、お目当ての海岸の方に。でも、また撮りたくなる構図があるので道草食っちゃいます。

あえて、太陽は画角の外に。

ハーフNDフィルタを使って、海の色も残してみたり。

夕暮れになってくると、太陽とは反対の東の空に不思議な模様が。こんな現象初めて観ました。後で調べてみたら、反薄明光線っていうそうですね。別名、裏後光ともいうらしいです。何だか神々しくてこんなの観られてラッキーです。

さて、それではいよいよ、例の電柱を撮るとします。光の道筋がちょうど電柱の並びとシンクロしました。これまた超ラッキー。

さらに、時間の経過と共に空が紫色に染まってきました。無加工でこの美しさ、来てよかった。

しっかりと空も海も染まってくれて、美しい夕暮れを堪能できて、大満足です。

江川海岸での注意

海からの風がとても強いので、軽い三脚だと風で揺れてしまいます。しっかりした三脚を持っていきましょう。長時間露光で波をおさえて撮りたい場合には、特にしっかりと押さえましょう。また、地面は砂なので三脚が安定しにくいです。しっかりとめり込ませてでも足場を安定させましょう。

でも、一番大事なことは、歩いて行こうなんて思ったら絶対ダメって事。電車で来てるので駅から軽い気持ちで歩いたら、何もない田舎道をただただ一時間歩き続ける羽目になりました。みんなは絶対タクシーに乗ってね!もしくは駐車場はあるから車で行こうね!

それでは、楽しい撮影を。

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