館山の海岸で生まれて初めての日の出を撮影、大興奮

X-T20
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日の出を見るために千葉に来た

今回の旅行の大きなテーマの一つは「太陽」。ガイドブックによると、館山は房総半島の西側なので、西の海に沈む夕日が見られて、僕の愛用しているX-T20が活躍するだろうということでホテルを取ったんだけど、あいにくの曇り空で全く太陽なんて見えず。

このままでは悔しいので、何とか星でも見えやしないかと朝4時に起きてホテルから海岸へと向かう。外は真っ暗で足元もおぼつかない中砂浜を海に向かって進んでいく。

星は見えるには見えるけど撮影するほどでもなかった。あーあー、館山まで来て収穫なしかなぁと思っているところで人影が。何か人がうろうろしている、自分の事は棚に上げて言うけど、こんな時間にうろうろと砂浜を歩いているなんて不審者じゃないか、怖い!

と思っていたら、夜釣りを楽しんでいる人たちでした。ちょっと雰囲気が良いのでせっかく三脚も持ってきてる事だし、長時間露光で撮ってみる。



穏やかな海の雰囲気に釣りのおじさんがアクセントになってなかなか良い感じ。

何枚か撮っているうちに、おじさんが増えてきた。等間隔に並ぶおじさん達。それをただ黙って撮ってる僕。カメラを持っているのは自分だけ。

ちょっとおじさんを撮るのが楽しくなってきている自分。次は、月とおじさん。

と、ふとここで我に返った、何で自分はわざわざ千葉まで来て朝の5時におじさんを撮っているのか。今日もいろいろ出かける予定になってるし、寝不足だと疲れちゃうかもしれない。そろそろ帰って、温泉にでも入って少し寝よう。

と思ってふと横を見ると、もう東の空が明るくなってきている。これじゃあ、もう寝る時間はないかもな。体が冷え切ってしまったから、温泉だけでも入るとするか。

と思いながら朝焼けをぼーっと見ていたら、太陽が現れてくれました、赤からオレンジ、黄色へと変わっていく姿。美しく力強い。急いでレンズを望遠に変えて撮影。


生まれて初めてこんな完全な状態の日の出を見るので、半ばトランス状態でシャッターを切ってました。ため息や独り言が漏れながらだったのは何となく覚えています。ホントは冷静に構図や色味を考えないといけなかったんでしょうが、そんな心の余裕は太陽の美しさがあっという間に持って行ってしまいました。最高の時間でした。千葉に来てよかった!

普段見ている太陽も日の出の瞬間は特別に美しい。

本当に真っ赤なんだーって感動しました。都会っ子なんでこんなの見た事なかったから。




ちなみに、最初の太陽の写真から、上の白くなった太陽の写真までたった7分です。日の出の撮影ってたった7分しかチャンスがないんですね。太陽の撮影は難しいなとあらためて思いました。そして、この7分はものすごく短く、そしてものすごく長く感じる不思議な7分間でした。時間の感覚がくるってしまうくらいに興奮させてもらいました、太陽って偉大だわ。

大満足な気持ちで、ホテルへと戻る途中で偶然良い構図を発見、こういうのがあるから撮影は面白いんですよね。

また一段と、カメラで撮影するのが好きになる貴重な体験をさせてもらいました。太陽に、千葉に、館山に感謝です。

この時泊まったのは館山リゾートホテルで、その目の前にある海岸で撮影しました。

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