X-H1と言えば、富士フイルム初のボディ内手振れ補正
今さらですけど、X-H1は富士フイルムのミラーレスで初めてボディ内手振れ補正機能を搭載したカメラです。
今までは、レンズ側で補正する仕組みしかなかったんですが、カメラ本体が手ブレ補正できるようになったので、手ブレ補正機能がないレンズでも、ブレなく撮影できるようになりました。
X-H1だと、オールドレンズやサードパーティのレンズでもぶれずに撮れる!
なので、X-H1ユーザーの中には、富士フイルムのXマウント用レンズだけでなく、昔のフィルム用カメラのオールドレンズをマウントアダプターを使って撮影している人が多いかと思います。あとは、僕も使用しているんですが、Xマウントだけど富士フイルム製ではないレンズメーカーのレンズを使っている人もおられるかと思います。
今回は、そのような、X-H1&オールドレンズ、サードパーティーレンズを使っている人が対象です。
さて、本当にあなたのX-H1はちゃんと仕事ができているでしょうか?X-H1が最高の仕事をするための大事なポイントを教えます。
そもそも手振れ補正って、どういう仕組み?
ポイントを教える前に、ポイントの大切さが分かっていただくために、手ブレ補正の仕組みを簡単に説明します。
じゃあ、富士フイルム製のレンズを使っている場合、こんな感じで手振れが補正されます。
あ、手がぶれちゃった、手ブレ補正よろしく!
OK!あー、1度分、動いちゃってるね。今、画角何度だっけ?
30度ー。
画角が30度だから、30分の1だけCMOSを動かせばいいかな。
よし、こんな感じでどう?
ありがとう!ばっちり補正されてるよ。
とこんな感じです。動いちゃった角度を戻すように、カメラがCMOSを動かしてくれます。
これが、オールドレンズの場合だと、
あ、手がぶれちゃった、手ブレ補正よろしく!
OK!あー、1度分、動いちゃってるね。レンズさん、画角何度?
・・・・・
何度かわからないから、補正できない!!
あれ?手振れがあんまり効かないなぁ・・・・。
なんて事になってしまうわけです。オールドレンズはカメラに自分の画角が何度かを教える機能がないんで、カメラはCMOSをどのくらい戻せば良いかが分からないんですね。
大事なポイントは画角を伝える事!
レンズに画角を伝える機能がないなら、ユーザーが伝えるしかありません。その方法を教えますね。
カメラは画角を焦点距離で把握しています。なので、焦点距離を教えてあげればOKです。
焦点距離の入力は、撮影メニューの「マウントアダプター設定」を選択。
レンズ1~4に今使っているレンズの焦点距離と同じものがあれば、それを選んでください。もしない場合には、レンズ5か6を選択。
すると、焦点距離設定というのが選べるので、それを選んでください。
すると、焦点距離を設定できるようになるので、今お使いのレンズの焦点距離を入力してください。
これで、オールドレンズやサードパーティーのレンズでもばっちり手振れ補正が働きます。思う存分、撮影を楽しみましょう!
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