藤を美しく撮るための方法1 花の色だけを残す

X100V
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アドバンストフィルターのパートカラーを使う

私は富士フイルムのX100Vを使っているのですが、撮影するだけで特定の色だけを残す機能が付いています。名前はパートカラーと言い、アドバンストフィルタから選択することができます。

今回は藤の花を撮るので、紫色が残るパートカラー・パープルを選んでいますが、それ以外に、レッド、ブルー、イエロー、グリーン、オレンジがあり、全部で6種類です。

それでは、下にパートカラーで撮影した実際の作例を載せていきます。

パートカラーを使う利点

パートカラーを使う利点、それは写ってほしくないものが写っていてもそこに目が行きにくいことですね。

有名な場所だったりするとなかなか人が写らないように撮るのは難しかったり、余計なもの、特に無駄に色鮮やかなものがどうしても構図に映り込んだりして、そちらに視線が誘導されてしまう事がよくあります。

そういう場合でも、パートカラーを使えば、自分が撮りたかった主要な被写体だけが色を残すのでそこに視線を集中させることができます。

藤の花以外にも、他の物が映り込んで余計に感じるときには使ってみるのがいいかと思います。実際に他の被写体でもパートカラーを使った作例がいくつかありますので、こちらを参考にご覧ください。

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富士フイルムのカメラだけじゃなく、他社のカメラでも同様の機能は載っていたはずなので、一度お試しを。

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