濃密に春を楽しみたい
江戸川で見渡す限りの菜の花を楽しんできたので、気分は春満開になった。せっかくだからもっともっと春成分を摂取して帰りたい。
近くに清水公園という大きめの公園があって、そこにはしっかりした花壇があるらしい。自転車で行くにはちょうどいい運動になる距離なのでふらっと行ってみることにした。
もう一つの春の黄色、ミモザ
春の黄色を菜の花で大量摂取してきたんだけど、ミモザの黄色はもう少し深みがあって菜の花のさわやかさとは違って落ち着きがある、そこが良い。
おそらく眼には入っていたんだろうけど、カメラを持つまでは意識してこなかった花々っていうのがたくさんある。きっとこのミモザもそうだろうな。出会ってないはずがない、でもミモザを見たっていう記憶はない。
そういう意味ではカメラを持つまでの自分は春を満喫しきれていなかったのかもしれない。少なくともミモザの美しさには気づいていなかったわけだし。
カメラの魅力は撮ることもそうだけど、その前に被写体を見つけるために視野、知識を広げていくことがとても魅力的でカメラを持っていない日でも日々の生活に楽しみが増える。そろそろ何が観られる季節だとか、今すれ違った花は何だろうとか、色んな事がファインダー越しじゃなくても目に飛び込んでくるようになる。
他にも心惹かれてシャッターを切った花はたくさんあって、これはボケの花。
もちろん、ボケの花なんてカメラを持つまでは存在すらよく知らなかったですよ。カメラを持たなければそこに存在している事すら気づかない、今はそれが怖いなと感じます。
早咲きの桜も。濃い桜色。
ひっそりと咲く、クリスマスローズ。こんなに魅力的な姿をしてるのに、下を向いてるのがいじらしい。
温室にはヒスイカズラが
温室があったので何気なく入ると、まさかのヒスイカズラ。新宿御苑で初遭遇以来、これは思わぬ収穫。

ヒスイカズラは陽の光の当たり方次第で青くなったり、緑になったりといくらでも表情を変えてくれるのでいつまでも観ていられるので、時間を奪われてしまいます。
すぐ近くの見渡す限り一面の菜の花もおすすめ。思いっきり春を楽しめますよ。

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