真冬にかき氷を食べよう
9月に偶然前を通った時にものすごい行列で、ずっと頭の片隅で気になっていたお店、ひみつ堂さん。
場所は、日暮里駅から谷中銀座に入ってすぐを左に曲がるとあります。
外観はこんな感じ。暖簾が可愛い。
あれだけ並ぶって事はさぞかし美味しいんだろうなぁと思ってたら、こんな真冬になっちゃいまして。でも、逆にこんな真冬にかき氷食べる人いないだろうからチャンスじゃない?というわけで、1月13日に行ってみました。
11時に到着。日曜にもかかわらず、並んでいるのは乙女が3人だけ。これなら行けるとその後ろに並ぶ。
順番が来て中に入ると、コンパクトな店内にすごい人の数。お客さんも店員さんも結構ぎゅうぎゅう。
メニューをみると期間限定の闇グラタンというのが目を惹く。かき氷だけを食べるつもりだったのに、グラタンかぁ。寒いし、ここまで自転車漕いでおなかも空いてるし、頼んでみよう。
という事で、闇グラタンとさつまいもクリームキャラメルをオーダー。どちらを先に持ってくるかを聞かれたので、グラタンからお願いしました。優しい心遣いがうれしい。
で席に座る。混雑しているので相席、向かいに座るのは可愛い女性。ちょっと照れる。
闇グラタン、背徳感と幸福感
照れ隠しに温かいお茶を飲んだり、カメラをいじって待っていると、闇グラタンの登場。
スプーンでチーズを割ってみると、大きな牡蠣が顔を出してる!こんにちは!
これがね、贅沢が過ぎました。大きめの牡蠣が二つに、つぶ貝まで入っていて、さらにあん肝が入ってるんですよ。このあん肝が最高で、あん肝の強い塩気をチーズとクリームでマイルドにしていただくわけですよ。旨いに決まってます。
何かちょっと罪悪感というか、背徳感というか、こんな物を一人でこっそりと食べていいのだろうかという気持ちと共に、圧倒的な幸せが口の中に広がるわけです。
そんな幸せはあっという間に終わってしまいました。あん肝のグラタン、初めて食べたけど最高でした。
真打、かき氷のお出まし
で、いよいよかき氷の出番。その間に向かいの女性は出て行って、代わりにまた飛びっ切り美人の女性がイチゴのかき氷をいただき中。ちょっと向かいにいるだけでドキドキするレベルの美人です。
話がそれましたが、そんなこんなでさつまいもクリームキャラメルの登場!みんなが食べてるのを観てたので一応心の準備はできてたつもりだったけど、いざ自分の目の前に置かれると、デカい!
観て、このド迫力。器からあふれんばかりの、いやあふれとる。
こぼれるこぼれる!と思って、撮影はいったん止めて慌てて口に放り込む。
さつまいもとキャラメルの濃厚な甘さ、クリームのねっとり感。
でも口当たりはすごく軽い!それは氷がすごく軽いから!さらさらと溶けていく感触。そっか、今まで食べてたかき氷は重たかったんだ。これはパウダースノーみたいな感触。観てください、この断面。パウダー感、伝わりますか?
ひみつ堂の氷は日光の天然氷を使ってるんですって。だからこれだけさらっとした口当たりのかき氷になるんでしょうか。
上にトッピングとして載ってる小さく切られたさつまいもが、かなり塩気が強くて、これを時々かき氷と混ぜて食べてやると、また甘さを感じることができるという魔法の薬のような役割をしてくれます。で、食べ飽きないでずっと美味しいってわけです。
で、向かいの美人さんにお茶を入れて、暖かいお茶であったまった所で店を出ました。
今度は家族を連れて来よう、イチゴのかき氷もすごくおいしそうだったしなぁなんて思って店を出たら、外には長蛇の列が。12時になったら冬とは言え、もう長い列ができてしまうんですね。でも、また来ます!
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