菜の花、ひまわりを撮るときには青空をバックに撮りたい
黄色い花と言えば、菜の花、ひまわりが有名ですよね。そういう黄色い花を撮るときには青空をバックに撮ると花が映えます。
これは青と黄色が補色の関係になっているからです。補色って何?と思った方はこちらをどうぞ。
色の構図を学べば写真はもっと映えるものになる
色の構図について考えていますか? 写真の上手な撮り方を紹介する本やサイトや動画なんかを見ると、たいてい構図についての話が一般的ですよね。三分割構図とか、額縁構図とか消失点を意識しろとか、あえて日の丸構図にしてみるとか、たくさんの人がまとめて...
ただ、黄色い花を適切な明るさで撮ろうとすると、青空って白っぽく色が抜けがちなんですよね。せっかく黄色と青を残したいのに、青空を残そうとすると逆に黄色い花が暗く濁ったりして、なかなかうまく撮れなかったり。
青空の味方、カラークロームブルー
X100Vにはカラークロームブルーという青をしっかりと残す機能があるので、それを試してみました。
カメラRAW現像で同じ画像をカラークロームブルーだけ設定を変えて現像。まずはOFFと弱の比較から。弱でも十分、青空の色の残り方が変わるのがわかります。菜の花の黄色と青のコントラストがやっぱりいいですね。
次は、OFFと強の比較。強にするとさらに青がしっかりと残って青空と黄色い菜の花の対比がしっかりと一枚で表現できるようになります
ちょっと露出を下げて撮ると、さらに青空がしっかりと残ります。実際このくらい青かったんですよね、この日の空は。
露出を下げて強に設定すると、若干やりすぎかもという気もしますけど、ここまで色を残せるというのに驚きです。
青空の日にはカラークロームブルー必須かも
今までは、青空をバックに美しい建物を撮るみたいな時にも建物と青空を両立させて撮るというのがとても難しい印象だったんですけど、カラークロームブルーがあればそれができてしまいます。
晴れの日は弱くらいで設定しておけば、しっかりと青空を残してくれるんじゃないかな。
カラークロームブルーを知ってから、はやく晴れた日のひまわりを撮りに行きたくなってきました。
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