黒い建物の美しさにハマってしまう
下調べもせずに東京をサイクリングしていた所で、たまたま見かけた湯島聖堂の標識。「聖堂」っていう響きに、ステンドグラスの豪華な教会を想像して標識の通りに進んでみる。
全然違った。まさに漆黒というのにふさわしい真っ黒な建物。ステンドグラス感、ゼロ。
でも、この建物がものすごく渋い。間違えてきてよかった、めちゃくちゃ当たりだ。階段の下から見上げた時のこの重厚感、たまらない。
階段を上った所からの期待させる門のたたずまい。
覗いた先に見える奥の建物も黒一色。中に入っていきます。
良すぎる。曇り空で白一色なのが、黒い建物とモノトーンになっていいんだろうな。
黒をバックに生け花、映えないわけがない
この日はさらに良いことに、この中で生け花の展示をやってまして。黒バックに鮮やかな華を生ける、こんなの最高に決まってるじゃないですか。
こういう水越しの絵馬みたいな渋い演出もあったりして。
あまりにも楽しいので晴れの日にもう一度
あまりに良かったので、もう一回行ってみることに。
この日は前とは違って青空。
曇ってる前回とは全然雰囲気が違う。青空を背負ったパターンも、これはこれでいい。
屋根瓦の色と青空の色の組み合わせが良いのかな。
青空の日は屋根ばっかり撮っちゃう。
この4方向が壁で仕切られてるデザインが、カンフー映画でよく観る中国独特のお寺の雰囲気を醸し出してます。この雰囲気、良いなぁ、良い。でも、これ伝わりますかね。
この日はちょうど梅の花の季節で、敷地内の梅もしっかり咲いていたので、こういう楽しみもあるのかと。
お茶の水には、他にもニコラス堂や聖橋、神田明神など撮影スポットがたくさんありますけど、ぜひ湯島聖堂も一緒に。
ここで使ったカメラはX-T20。
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