春の夜中のお楽しみ
千鳥ヶ淵のライトアップから、夜桜ライトアップのはしごです。
東京ミッドタウンのライトアップは夜の11時と非常に遅い時間までやっているのが特徴。東京は眠りにつくのが遅い。
半蔵門線の青山一丁目から、外苑東通りに沿って夜の街をひたすら歩く。
東京ミッドタウンの脇の道を進んで、下の地図のピンを打っている場所のちょっと左にある歩道橋に到着。ミッドタウンの桜はここで見るのが一番きれいだってのは有名らしくて、歩道橋の上にはたくさんの人。
外国から来られている方もたくさんいて、中には歩道橋の上でスマホ片手にストリーミング放送をしている人まで。面白い時代になったもんだなぁと思いながら順番を待つ。
自分の中でカメラ撮影の決まりごとがあって、カメラ撮影以外で楽しんでいる人のじゃまを決してしないという事。しっかり堪能して場所を空けてくれるまで、目立たないようにひたすらじっと待つ。
順番が回ってきたので、早速一枚。ライトがかなりビビッドなピンク色なので、Velviaで撮るとこんな感じ。
あえてクラシッククロームを使ってみる。やっぱりフィルムシミュレーションによって雰囲気が全く変わるなぁ。
長時間露光で車のライトの光の流れを撮る
ここに来た目的は、真ん中を通る道路を活かすために、長時間の露光で走る車のライトの流れを軌跡として残した写真を撮る事。
長時間露光のためには、カメラが動かないように固定する必要がある。ただし、人がたくさんいるので、三脚はNG。歩道橋の手すりの上にカメラを載せて、ISO感度200で、露光時間を30秒に設定。
車がどんなふうに来るかは毎回違うので、描かれる軌跡が毎回違って楽しい。しかも、撮ってる間はどんなふうに残るのかはわからないので、撮影が終わってから液晶をのぞくと画像ができてる楽しさ。
さすがに、もう10時半くらいなので車の流れが少ないから、片側しか軌跡が残らなかったなぁ。車の軌跡を併せて撮るには、もう少し早い時間に来た方がよさそう。
夜の六本木を楽しむ人々
夜桜ライトアップだけを撮るよりも、そこでの時間を楽しむ人と一緒に撮る方が良いなぁと思って狙ってみました。
歩道橋からの景色を楽しむ二人。この景色を共有したら特別な気分になりますよね。
歩道橋から下に降りて桜に沿って歩いてみます。
桜をスマホで切り取る、二人の女性。仕事帰りなのかな。
さっき撮ってた道を下から長露光で撮ったら面白いかなと、構図を観るために試し撮り。
そしたら、さっと男女のペアが構図の中に入ってきて、いきなりこのポーズ!
ビックリしましたけど、これは!と思い、すかさずシャッタを切りました。何だろう、何度見ても超シュール。
夜の桜を撮るコツ
夜の桜を撮るには、1つ注意が必要です、詳しくはこちらを。
他にも桜を撮った記事がたくさんあるので、こちらもどうぞ。
使っているカメラは、愛するX-T20。すごく良いカメラです。
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