偶然、見つけた
たまたま撮影とは別の用事で行った公園で、見事なユリとダリアが咲いていたので、丁寧に撮ってみました。こういう偶然のシャッターチャンスがあるから、いつもカメラを持ち歩いてて良かったと思いますね。
ユリもダリアも一度撮ってみたいと思いながら、まだ撮れていなかった花だったのでホントにラッキーです。
今日もいつもの通り、無加工のJPEG撮って出しです。
まずは黄色いユリ。光が当たって黄色に艶が出ています。背景は写りこむと余計なので、全てシャドウ側のトーンを硬くして黒く潰しています。引き算の美学。
色鮮やかな物をあえて廃退的に色あせたクラシッククロームで撮る。
次はダリア。前側にだけピントを合わせて、真ん中から向こうは少しだけボケるようにして視線を前側に引き寄せています。観てほしいのは花びらのグラデーションなので。そして、赤色が明るくなってつぶれてしまわないようにかなり露出を補正してアンダー気味に撮っています。
深紅の花が一番撮影するのが難しいですね。かなり暗く撮ってあげないと、花びらの色が薄くなって色を失ってしまいます。赤く見せたい!という気持ちをぐっと抑えて少しカラーを設定を落として撮る方が、自然な色で残るので最近はそうしてます。カメラを買った頃はどんどん彩度を上げて赤い花の色をつぶしてしまってましたからね。
ぎりぎりまで攻めた一枚。これ以上はもう赤が飛んでピンク色のようになってしまいます。これでも一部はなってしまってるんですけどね。雰囲気を壊さないぎりぎりという事で。
良い構図になるように大輪の花が並んでくれていました。花の真ん中ほど色が濃くてダリアって本当に高級感があって好きですね。バラと同じで撮りがいのある花です。
こんどはちゃんと旬の季節に植物園に行って一日撮りたいと思わせてくれるのに十分な魅力でした。もうメロメロです。
最後に、一輪だけひっそりと咲いていたコスモス。コスモスも去年は納得できる写真が撮れなかったんで、今年はしっかり撮りたいと思ってます。
使ったカメラはX-T20。レンズは18-55mmと50-230mm。一年以上ずっと一緒に撮ってきた機材なので、だんだん撮りたいイメージ通りに撮れるようになってきました。良い相棒たちです。
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