X-Pro3を持って街へ出かけよう
クラシックネガの虜になってしまい、手に入れたX-Pro3。
今日はスナップデビュー、あえて一日フィルムシミュレーションの設定を変えずに全部クラシックネガだけで撮ることにしました。カラーもトーンもすべてニュートラル、ホワイトバランスも全部オート。そしてもちろんJpeg撮って出し、ここからお見せするのはカメラの作るそのままの画です。
スナップ用にレンズを借りたかったので、丸の内にある富士フイルムイメージングプラザへ。XF23mm F1.4とXF56mmF1.2 R APDという、ずっと使ってみたかったんだけどなかなか贅沢で手が出ない単焦点のレンズをX-Pro3にはぴったりだと思って貸していただきました。
この二つのレンズを付けながら東京駅の周辺をぶらぶらと歩いてみることにします。
この日は時々雨も降って、一日曇り空。でも、その薄暗い光がクラシックネガとは相性がいいのかなと思いました。
とにかく何を撮っても出てくる色がすごく上品で、どんどんシャッターを切りたくなります。
階調はかなり固めなんだけど色が柔らかいから、全体の雰囲気として落ち着いてくるみたいなそんな感じです。石畳の街並みとクラシックネガの相性がばっちりハマって、外国のおしゃれな街を旅しているような雰囲気に。まさにトリップできちゃいます。
何しろファインダー越しに見える世界が全て美しく見えるので、今までで一番楽しくスナップできた一日になりました。
こんな他愛のない物まで撮ってしまう、すっかりX-Pro3の魔力に取りつかれてますね。
行幸通りの方に人の波ができていたので付いて行ったら、皇居の一般公開だったので、せっかくの機会だし入ってみることに。
クラシックネガの特徴が複雑すぎてなかなか捉えられないなと思いながら撮ってました。目で見た色とはかなり違って写ります。特に、緑と黄色、それに赤。
とても「写真」なんて名前で呼ぶのはおかしい、まさにPhotographと呼ぶのにふさわしく光を使って絵を描くツールなのかなと。ただし、このツールを使いこなすにはかなり時間がかかりそう。目で観てどう写るかを想像できるようにならないとなかなか使いこなせないな。
今日はまだ初めて撮影に出かけた日なので、使いこなそうなんて事はあきらめて、純粋に出てくる色に驚いて楽しむことにします。
花の色がどんな風に出るのか興味がわいたので、日比谷公園まで足を延ばします。
紫色のビオラもかなり特徴のある色の出方。
頭の中で整理できないんだよな、全体的にマゼンタがかるとかシアンがかるとか、黄色みが付くとかそういう単純な話じゃない気がする。色ごとに味付けが違ってるんじゃないかな。
僕はすっかりX-Pro3のクラシックネガの虜なんですけど、皆さんにもクラシックネガの魅力が少しは伝わったでしょうか。個人的には今までのフィルムシミュレーションの中で一番のお気に入りです。皆さんにもぜひ一度試して、どんどん虜になってもらいたいです。
X-Pro3とならどこを撮るのが楽しいか、そんな事を考えながら出かけたいと思います。
この日使った2本のレンズ、XF23mm F1.4とXF56mmF1.2 R APDについては、こちらにまとめています。ここでは載せていないサンプルもあるので、このレンズに興味のある方、欲しくなるのを覚悟でぜひご覧ください。
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