薔薇とX100Vで向き合う
楽しみな季節、バラの咲き誇る季節がやってきました。今年もカメラを持ち出します。撮りに行くのは埼玉の与野公園。無料だし、24時間空いてるし、他のバラ園に負けないくらい立派にバラが咲き誇るし、最高の場所です。前に一度行った時に気に入ってしまい、再びの訪問です。
前回はX-T20を持っていきましたが、今回はX100Vを持ち出します。
X100VにはX-T20でできなかったことが二つありまして、それを試してバラを撮ってみたいと思います。
カラークロームエフェクトで深紅のバラを
まず楽しみなのがカラークロームエフェクト。この機能は彩度の高い色でも階調表現できるようにしてくれるまさに深紅のバラを撮るのにぴったりの機能だなと思い、試してみたいと思ってました。
カラークロームエフェクトはOFF、弱、強が選べるんですが、強に設定して撮ってみたんですが、確かに色が飛ばない。赤がピンク色に色落ちしないですね。これは素晴らしい。
セクシーな赤いバラがしっかりと撮れます。バラを撮ったことがある方ならこれだけ赤いバラがしっかりと撮れてるすごさ、わかってもらえるかと思います。
ただ、撮り方によってはまだ色落ちしてしまう場合もあったりして、万能というわけではなさそうです。でも、以前に比べると格段に色落ちしにくい素敵な機能であることは間違いないと思います。カラークロームエフェクト万歳。
クラシックネガ×バラを楽しんでみる
もう一つ楽しみだったのが、フイルムシミュレーション、クラシックネガでバラを撮ってみるとどんな感じなのかなという事。
やってみた感想は、暖かい春が来て、鮮やかにバラが咲いて、うれしい明るい気持ちみたいな感じではなく、バラに対して憂いをどこか残すような味のある画が撮れます。
バラに対する新しいアプローチができるという楽しみを満喫しました。画を見てもらえればその漢字が伝わるんじゃないかと思います。
派手になりすぎず、しっとりとした味わい。
この日に撮っていて分かった発見は、クラシックネガだからこそ撮る景色があるという事。フイルムシミュレーションによってファインダーを覗いた瞬間にシャッターを切りたくなる、画になっていると感じる被写体は異なるんじゃないかなと。下の写真はそれだと思ってます。
この一枚も、クラシックネガでなければ画になると感じられないものかなと。画作りがこちらにシャッターを切らせるというのは面白いなと、でも、その設定を選んでいるのは自分なわけで、やっぱり自分でシャッターを切っているのかとか考えながら撮ってました。
コメント