千本鳥居で有名な根津神社をX-T20で撮る

X-T20
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千本鳥居が観てみたかった

谷根千に行くと決めた時に、唯一下調べをしたのはここ、根津神社だけ。つまり言い換えると、谷根千に来たというのは、根津神社を見に来たと言い換えても良いくらいにここに来るのを楽しみにしていたんです。

僕が行った日にはヨーロッパ、アジアからの海外の人も、日本の人も多くの人が撮影に来ていました。さすがにすごい人気。お互い順番を譲りあいながら撮影です。マナーが大事ですからね。

横からの太陽ライティングを受けて、イケメン度が増す狐さん。

異世界へとつながるような非現実感。こういう非現実感がある被写体では、露出とか、トーンとか、カラーとか、フィルムシミュレーションとか、ホワイトバランスとかガンガンいじっても違和感がなく観れるからいろいろ遊んじゃう。

朱色じゃなくて紅色になるように、ホワイトバランスで調整。僕の中での鳥居の記憶色はこの色なんで。

多少、石畳に色がついたって気にしない。写真は勢いが大事じゃない?カメラは測定器じゃないんだから。

この日はめっちゃ晴れてたんですけど、晴れてたよ感を出して撮影すると爽やかな写真になって千本鳥居の良さのちょっとノスタルジーな感じや不思議な感じが失われちゃうね。

手水舎の屋根の色合い、すごく好きなやつでした。木陰が当たっている所も良い。

おみくじ。

いよいよ社殿へ

今の社殿は1706年に建てられたもの。300年以上の歴史はすごいですね。
クラシッククロームで300年の歴史を感じさせる雰囲気を写す。

同じくクラシッククロームで門の前から望遠で撮影。どっしりとした重厚感。

門も美しいので引いて一緒に写します。本殿までの道も写しこんで奥行き感を演出。

神社はVelviaで撮るのがおすすめ

神社でVelviaって普段なかなか使わないフィルムシミュレーションですよね。神社っていうとしっとりと撮りがちです。
でも、そもそも神社って神様の家なわけですから、煌びやかな装飾がされてて色鮮やかな建物として建てられてるわけです。
だから、僕はVelviaで撮影して、当時の煌びやかさを再現するのが楽しいなと思ってて、いつもそうしてます。

Velviaでカラーをさらにプラスにした極彩色バージョン。建てた当初はこんな感じで豪華絢爛で、街の人たちが集っていた場所だったのかなって思いを馳せるのが良いんですよ。

Velviaは色ははっきり出るし、階調は硬くてコントラストが出るので、意外と神社にはぴったりだと思います。

実際に観てみると、千本鳥居ももちろんいいんですけど、それ以外の手水舎や本殿の建物の方が素晴らしくていい意味で裏切られました。これを書いてて、もう一回行きたくなってます。そのくらいおすすめです。

同じ神社で埼玉なら大宮氷川神社もおすすめ。

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この日のカメラはX-T20。レンズは18-55mmと50-230mm。



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