カメラの撮影はメイクや洋服選びと同じ
突然ですが、目の前に女性がいます。あなたはヘアメイクかスタイリストだったとします。
その人をどのようなイメージとして他の人に見せたいのか、例えばクールに見せたいのか、可愛く見せたいのかによって選ぶメイクや洋服を変えるかと思います。
そのような感じで、カメラの設定も変えると同じ被写体でも全く異なる印象の画になりますので、カメラの設定を変えるとどんな感じで被写体の印象が変わるのかちょっと一例をお見せしたいと思います。
使ったのはこちらのカメラですので、富士フイルムのカメラの設定での話になりますが、他のメーカーのカメラでも似たような機能はあるはずですので、参考になさってください。
まずこれが、カメラのAUTOでデフォルト設定で撮った画像。こちらの画像をカメラの設定だけ変えた場合に同じ被写体でもどのような画像が撮影されるのかをテストしていきたいと思います。
露出を変えてみる
これはデフォルト設定から+1EVの露出補正をしたもの。
フィルムシミュレーションを変えてみる
これはデフォルト設定からフィルムシミュレーションをVividに変えたもの。
これはデフォルト設定からフィルムシミュレーションをClassic Chromeに変えたもの。
フィルムシミュレーションって何?という方はこちらをどうぞ。
カラーを変えてみる
これはデフォルト設定からカラーを濃く(+2)したもの。
これはデフォルト設定からカラーを薄く(-2)したもの。
シャドウ/ハイライトトーンを変えてみる
これはデフォルト設定からシャドウ/ハイライトのトーンをハード(+2)にしたもの。
これはデフォルト設定からシャドウ/ハイライトのトーンをソフト(-2)にしたもの。
同じ被写体でも全然違う
どうでしょうか、かなりイメージが違ってくると思います。同じバラなのに柔らかいイメージになったり、カリッとした堅いイメージになったり、鮮やかになったり、シックになったり、色々と表情が変わります。
AUTOで撮るのに慣れてきたら、自分好みの設定に変えて、被写体が撮りたいイメージに写るようにトライしてみてはいかがでしょうか。バチッとハマると楽しいし、「やってやったぞ!」っていう達成感というか満足感みたいなものが得られて最高ですよ。
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