富士のXマウントレンズは種類が少ないのが不満
僕は富士フイルムのカメラ、X-T20を愛用しています。見た目も性能もおすすめのカメラです。
ただ、富士フイルムのミラーレスカメラであるXシリーズはまだまだキヤノンやニコンの一眼レフに比べると歴史も短くて、世の中に出回っている台数も少ないんです。
だから、ニコンやキヤノンのレンズのラインナップに比べるとまだまだ種類が少ないんです。さらに、シグマやタムロンのようなカメラのレンズを打っているメーカーが富士フイルム対応のレンズを作ってくれないので、またその分だけレンズの選択肢が狭いという問題があります。
富士フイルムのカメラは使いたい、でも色んなレンズを使ってみたい。という事で、レンズマウントアダプターを買ってみました。
Commlite レンズマウントアダプター CM-EF-FX
購入したのはCommlite レンズマウントアダプター CM-EF-FX。キヤノンのEFマウントのレンズを富士フイルムのXシリーズのミラーレスカメラに接続ができるというもの。
それに接続するレンズは、タムロンの10-24mm F3.5-4.5 DiII VC HLD。超広角が欲しかったんですけど、富士フイルムの10-24mmのレンズは高いものしかなかったので、これを試してみたかったんです。
ここからは実際に装着してみて試した感想をレビューします。富士のカメラを持っていて他のマウントのレンズを試してみたいと考えている方の参考になれば。
機械的な性能
着けてみた感じはしっかりとハマっていてガタつきもなく、安心感があります。今回の場合、レンズが大きくて結構重たいんですけど、それでも全然大丈夫。
説明書によると、着けるときは先にレンズとマウントアダプターを接続してから、次にマウントアダプターとカメラを付ける順番がおすすめだそうです。
着けるときも外すときも余計な力がかかったりすることもなく、自然な感覚で取り外しできました。
外観はこんな感じになります。マウントアダプタ自体はそれほど大きくないので、全体としてそんなに大きくなってしまうという感じもありません。
機械的な機能で良いと思った所は、マウントアダプタに三脚を止める三脚座が付いていること。しかも、取り外しも可能なので使い勝手が良いです。
ここまではあまり文句ありません。ここまでは・・・。
電気的、ソフト的な性能
で、いよいよカメラを起動してAFを試してみると、なかなか合わない。さすがにレンズがこのレベルのピントの合わなさだとも思えないので、マウントアダプタの制御がダメなんだろうなぁ・・・。
でも、マニュアルでフォーカスを合わせる分には普通に使えるので、AFのないレンズと割り切ってしまえば、そこまで困ることもないかも。それより、お手頃な価格のタムロンのレンズが使えることの方が大きい。
あと、このレンズは手振れ補正がついているんですが、それはこのマウントアダプタでもしっかりと働いてくれてます。
これを試している時のマウントアダプターのファームウェアはVer1.21です。
このマウントアダプターは中のファームウェアをバージョンアップすることで機能・性能を上げていくようです。
販売している焦点工房にファームウェアが公開されています。
AF以外の使い勝手は良いので、AFの性能が上がることを期待して待ってみようと思います。ファームウェアが上がり次第、レビューの続報を届けたいと思います。
撮影してみましたので作例を紹介
実際に使って撮影してきたので、紹介したいと思います。絶景と広角レンズは相性がいいですよね。
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