東京と言えば、やっぱり東京タワー!
一日で東京の桜を撮りまくるツアー、最初の新宿御苑から、次はどこへ行こうかと考えて、桜だけじゃなくて、桜と何かを撮りたいなと。
東京で桜と撮る物・・・、東京タワー!と閃いたので、新宿から芝へ移動。
向かう電車の中で、そう言えば東京タワーを間近で撮ったことなかったなぁと。
増上寺の桜も満開
東京タワーと桜を一枚の写真に収められる場所として、芝にある増上寺が有名との事なので向かってみます。
大門から徒歩。増上寺自体も行ったことないんですよね。全然土地勘のない所に初めて行くのってすごくワクワクして楽しみ。
春霞は遠くの被写体の大敵
目の前にそびえ立つ東京タワー。東京スカイツリーに高さでは抜かれてしまったとは言え、やっぱり東京のシンボルとして長年トップを張ってきただけあってみるとやっぱり興奮します。
さっそく、増上寺のしだれ桜越しに一枚。
うーん、春霞で東京タワーがうっすらしか写らない。もっと、東京タワー!って感じではっきりと写ってくれればいいんだけど、まぁ春だからね、仕方ないね。
というわけで、せっかくなので増上寺の中を散策。
鐘衝き堂の前にも桜が。
そして、こちらはしだれ桜。なかなか良いしだれ方。
ファルティアのような極彩色へ
桜と青空なので、ちょっと面白い試みを。
昔、富士フイルムから、フォルティア(Fortia)というフィルムが出ていたんですよ。今はもう売っていないんですけど。
その時の、富士フイルムのプレスリリースを引用すると、
撮影シーンをドラマティックに演出するリバーサルフィルム「fortia」を開発し、数量限定で発売。高彩度で鮮やかな色再現性の「Velvia」シリーズのもつ技術と特長を基に、彩度・コントラストをさらに高め
とあって、今、富士のXシリーズのカメラを使っているみなさんなら、フィルムシミュレーションのVelviaがかなり鮮やかに発色することはご存じだと思うんですが、それよりもさらに鮮やかな色合いで撮れるフィルムだったんです。
富士フイルムによるキャッチコピーは「超高彩度・超鮮烈色」。
ネットでの作例を観てると、特に桜と青空の発色が鮮やかだったみたいです。
なので、カメラの設定を「超高彩度・超鮮烈色」にしてみたら、フォルティアみたいな色合いになるのかどうかを遊んでみました。
フィルムシミュレーションをVelviaにして、さらにカラーを+4と最大に。トーンも少しいじって撮ってみたのが、これ。
どうでしょうか。かなり癖のある色合いですが、個人的には気に入ってます。多分、シーンもすごく選ぶし、全然万能じゃないんだろうなとは思いますけど、ここだというシーンで使えればかなり印象的な一枚になるんじゃないかと思って、フォルティアモードとして覚えておきます。
フィルムシミュレーションにフォルティアが欲しい!
本当は、富士フイルムのXシリーズの、次のフィルムシミュレーションにフォルティアをお願いしたいんですけどね。間違いなく、僕が作った「なんちゃってフォルティア」より、ずっとレベルの高い物を出してくれるはずですから。期待して待っていれば、いつか実現するのかな。
さて、次はベタ中のベタ。千鳥ヶ淵に行ってみようと思います。
他にも桜を撮った記事がたくさんあるので、こちらもどうぞ。
コメント