満開の桜を落ち着いて撮れる穴場
都内の桜の名所はどこもかしこも人が多すぎて桜を愛でる風情も心の余裕もあったもんじゃないのであまり好きではありません。この間行った夜の六義園でちょっとげんなりしました。
知人が千鳥ヶ淵の夜桜を見に行ったら混雑してる中で警備の人が絶えず「止まらないで!流れに沿って歩いてください!」と怒鳴ってると聞いて、地獄かと思いましたよ。桜見るために怒鳴られるって何の罰なんですかね。
という事で、都内はやめてそのお隣、埼玉県の桜の名所を攻めてみることにしました。先に言っておきますが、結果は大成功でした。
桜の前に氷川神社へ
氷川神社と大宮公園はお隣なので、両方行くのがおすすめです。
大宮駅から参道を歩いて、朝9時くらいに着きました。平日なので、通勤している人が少しいるくらいでほとんど人はいなくてしばらく待っていれば時が止まったような静かな画が撮れます。
鳥居をくぐって中に入ってみると、本殿へと続く道に良い構図の場所が。まぁ知らないお姉さんが通っている間に構図の確認用にテスト撮影。さて、あとは人が消えるのを待つだけだなと待機。
下は砂利なので、足音で人の流れがあることが分かります。しばらく待っていたんですが、通勤時間なのでジャリジャリとなかなか静かにならないなぁと後ろを振り返ると巫女さんが並んでご出勤(出勤って言葉が合ってるのかなぁ?)、これは氷川神社の神様がくれたシャッターチャンスでしょ!!
神様がくれたチャンスを逃さずいただきました。ありがとうございます。神社メインじゃなくて巫女さんメインにしました。人をメインに撮ったのは家族以外で初めて。ストーリー性が出るように人を撮るのも良いもんだなぁ。
思わぬ巫女さんプレゼントをもらえたので、すでに大満足なところもあるんですけど、プレゼントしていただいた神様にお礼に行かないといけません。いざ神社の建物を見るときれいな朱色。青空に映えます。
朝ですから、神社の掃除中。床をきれいに雑巾がけされていました。こんなの初めて見られたんでラッキー。
裏へ回ると、たくさんの絵馬が。その中に千羽鶴が添えられてあり朝日に一部だけ照らされて影も残る感じが美しかったので撮影。
次は隣の大宮公園へ
ちょうど桜が咲いているベストシーズンでも朝は人も少なくじっくり撮影できます。これが東京の名所とは違う、埼玉の良い所。やっぱりさくらは落ち着いたところで愛でないと風情ってもんがないですよね。
まさに見頃のしっかりと咲いている桜をマクロで撮影。花はマクロで撮ると花びらの質感まで残るので、マクロ好きです。
と言ってもマクロレンズをいちいち持っていくのは大変なので、これ使ってます。普通のレンズに着けるだけでマクロ撮影ができちゃう。
望遠レンズ(55-230mm)でもカメラとレンズの間に着ければマクロになっちゃう、素晴らしい。
今度はマクロは外して。桜は青空をバックに撮るに限りますね。ぎゅっと詰まって咲いてる最高の時期。
ヒヨドリがお食事中。くちばしが真っ黄色、花粉がべっとりついてます。春を満喫する素敵な朝食。
松と桜の競演。良いコラボレーションだったので撮影。
夜もきっとよさそう
こんなに落ち着いた感じなんだったら夜もゆっくり桜を楽しんで、撮影できるんじゃないかなぁ。
という事で、行ってみたら最高だったので、こちらもどうぞ。
他にも桜を撮った記事がたくさんあるので、こちらもどうぞ。
コメント