中野区、野方でレトロな撮り歩き
野方に来ました。初めての中野区です。野方を選んだのは、見てみたかったものがあるからです。下町はクラシックネガが似合うと思うので、今日はクラシックネガ一本で。
まずは駅から歩いて、見たかったものを目指します。
昔ながらの街中華、十八番
その途中に腹ごしらえ、環七沿いにある街中華のお店に寄ります。外観が渋いのでこれは期待させます。
期待してた通り、いやそれ以上の旨さでした。絵になる中華そば。
詳しい場所なんかはこちらから。
すぐ近くにあった消防車のフロントガラスが青空をきれいに反射してたので、これは撮っておきます。
野方団地のスターハウスを見に来た
野方に来た目的は野方団地です、これを見に来ました。わざわざ団地を見に来た理由は、これが東京では数少ないスターハウスだからです。
スターハウスとは、上から見るとY字状になっていて住居が1階に3つあって、その真ん中に階段があるという面白い構造の建物。真ん中の階段が3軒に繋がるように、らせん構造になっています。
このらせん階段を真ん中に入って一番下から見上げると、こんな感じで不思議で絵になる面白い一枚が撮れます。
逆に一番上から下を向いて撮るとこんな感じ。吸い込まれるよう。
これは見に来てよかった。まだまだ見てない面白いものはあるなと感動と興奮のままに野方駅の方に戻りたいと思います。
路地裏を覗いでみる
駅へ戻る途中にあった路地裏はのぞき込んで撮らないともったいない。路地があるたびに宝箱の中を開けるような興奮があります。
商店街の中にささやかな花壇、そこにささやかな花が咲いていて心惹かれました。
ネモフィラと言えば見渡す限りに咲いているのがよく見るスタイル、ぽつんと一輪だけ咲いてるのはあまり見たことないけど、これはこれで好き。
野方マーケット
駅にかなり近づいて、商店街まで戻ってきました。と、これまた味のある外観の場所、最近はこういうのを建て直さないでそのまま残してくれている所がどんどん減っているんですよね。ここは残してくれていてとてもありがたい。
中は入り組んだ構造になっていて雑貨店や飲食店などいくつかお店がありました。それよりこの建物自体の空気が好きすぎてそればっかり撮ってしまいました。
見上げてもこれまたレトロ丸出しの景色。
薄暗い中で屋根の隙間からうっすらと光が差し込むのも良いんだよなぁ。この2階はどうやって使っているんだろう、カオスすぎるな。
今が令和であることをすっかり忘れてしまいそうです。これほどクラシックネガがはまる場所もないんじゃないかな。
外に出て改めて見てみると、まぎれもなく東京オリンピック2020の垂れ幕が架かっているので令和です。前の東京オリンピックの垂れ幕が架かってても不思議じゃない景色ですけどね。
商店街の中でも、曲がり角を覗くと道のカーブが絶妙な場所を見つけました。紅い色のある景色はクラシックネガを楽しめるポイント。赤の色の出方が独特で好きなんですよね。
撮りたくなる場所が多すぎる、フォトジェニックが過ぎますね。
駅から北側に伸びる北原通りの商店街の入り口を走る西武新宿線が走る。撮りたくなる瞬間だったので黄色いレトロな車両が来るまで粘って撮影して、この日の撮影は大満足でおしまい。
野方には撮らなかったですけどおしゃれなカフェスタンドなんかもあって、レトロと新しいおしゃれスポットがマーブル模様のように混ざり合って面白い雰囲気の街でした。散歩するのにはとてもおすすめです。あと、団地見に行ってみてください、素敵なんで。
持ち歩いているカメラは、お気に入りの相棒X100V。
飾らない下町という事で、荒川区の三ノ輪から町屋もどうぞ。
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