藤棚に対する撮影欲に火が付いた
牡丹を撮りに訪れた西新井大師に藤棚がありまして、藤は野生の姿こそ美しいと思っていたんですけど、藤棚も改めて見てみるといいなと思いなおしました。思い直したところで、どうせならものすごい藤棚を見てみたいし撮ってみたいと関東で最大級の藤棚のある藤花園に行ってきました。
牛島の藤という名前で有名で、天然記念物にも指定されてるそうです。調べた感じだととにかく大きいとのこと。これは楽しみ。
天然記念物の藤棚とご対面
すごいんだろうなとある程度は想定していたけど思っていたよりすごかった。こちらの期待を簡単に超えてくる。持って行ったX100Vの画角では収まりきらないほど広がる藤棚。
迫力に押されて少しの間カメラを下してただただ見とれる時間が発生。
もうちょっと寄って撮ってみる。藤の花を前ボケに使って、藤色のベールをまとわせる。
あえて逆光での見上げる構図にして、キラキラ輝く藤の花。
緑を背景に置くと紫の花が映えます。
なぜ緑と紫の花が合うのかはこちらを参考に。
撮影の仕方を変えて楽しんでみた
せっかくなので前もって考えてきた藤が映えるいろんな撮り方を試してみた。
アドバンストフィルター
富士フイルムのアドバンストフィルター、アートフィルタ的な撮り方ができるんですけど、他のメーカーだと名前が違うんですよね。その中でも今回は紫色だけ残す機能パートカラーのパープルを使って撮ってみました。花だけに色が残って他はモノクロの世界。花にだけ目線が集められます。
多重露光
藤のイメージは幽玄、幻想的。非現実な世界を表現するために多重露光で画角を変えて撮ったものを重ね合わせています。
クラシックネガ
そして、愛機のX100Vを買った理由の大きな一つであるお気に入りのフイルムシミュレーション、クラシックネガ。藤の色の質感が全然変わってこれはこれでありだなと。さすがクラシックネガ。
藤棚、一度見に行く価値ありです
行ってみて改めて実感しました。見に行って良かったと。
訪れたのは4月24日。訪れるタイミングは公式サイトで開花状況を更新してくれているので、それをチェックするのがとても便利。
でも野生の藤もやっぱり好きですよ。
コメント