曇り空の御堂筋はクラシックネガが合うと思う
大阪と言えば派手というイメージだと思うんですけど、大阪の街の中でも御堂筋は渋みがあり撮り歩くにはクラシックネガが相性抜群なんですよ。
まずはお初天神。観光スポットとしても有名ですよね。
行儀よく整列する提灯を。提灯の明かりがしっとりとした雰囲気に。
お初天神の横の裏路地。何か好きな雰囲気だったので撮影。
この日は大みそかだったので、街はさすがに人は少なめ。
こういう建物の隙間って何があるってわけじゃないんですけどついつい覗いて撮りたくなっちゃうんですよね。
法善寺横丁の入口へ。人が歩いて行く所が何となく画になってるなと感じたので、その瞬間を。これこそ、ストリートスナップの醍醐味。
カメラを持って撮り始めた前の自分なら、人がいなくなるのをこうして待ってから撮ってました。どっちが良いとかは別になくて、写真の好みって撮っているうちに変わるのが面白いなと。また来年ここに立ったら全然違う構図で撮ってたりするんでしょうか。
さらに裏路地にあえて迷い込むと、こういう良い雰囲気の場所が見つかったりします。
実は、前に撮り歩きをした時に目を付けていたんですけどね。ここはクラシックネガで撮ると映えるだろうなって思い、また来ちゃいました。
いわゆる世間のイメージの派手な大阪とは全然違って、こういう場所が意外とあるんですよ。
さらにさまよい浮世小路へ。道頓堀のうどんで有名な今井と法善寺横丁を結ぶ道です。所狭しと提灯が下げられてます。
ここは昔の雰囲気を残すために整備された場所で、ある意味ベタな観光スポットなんですけど、撮りたくなる景色があるのでちょっと寄り道。
御堂筋に出て、道頓堀方向を。今日は曇り空なので、クラシックネガの色合いがぴったりとハマります。
それにしてもさすが道頓堀、大晦日にもかかわらずものすごい人だかり。クルーズ船も人がぎっしり。看板もぎっしり、道頓堀は何もかもがぎっしりとひしめき合ってパワフルなのが何よりの魅力。
御堂筋を心斎橋方向に歩いてみます。大阪に来たらタクシー撮るのがおすすめ。大阪のタクシーってほとんどが黒塗りで重厚感があって画になります。僕も大阪を出るまで「タクシー=黒塗り」だと思っていました。
心斎橋に近づくにつれて街の雰囲気が変わってきます。洗練された建物を見上げて撮りたくなる感じ。
大阪で育った人間としては、観光の際には派手なだけじゃない、渋い大阪を楽しんで言ってもらえたらうれしいです。
使ったカメラは富士フイルムのX-Pro3。こういう味のある色味が撮って出しで楽しめる素晴らしいカメラです。
他にも、渋い大阪は色々とありますので、こちらもぜひご覧ください。
大阪の有名な観光スポット、旅行雑誌にも必ず載ってる新世界にも少しずれた所に渋いポイントがあります。
クラシカルな建物が並ぶ中の島もおすすめ。
中崎町も渋くてすごくお気に入り。梅田から近いので、行きやすいのもおすすめポイントです。
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