岩崎さんはすごい、邸宅もすごい
上野にある、旧岩崎邸を撮りに行ってきました。
さて、岩崎さんって何をした人かというと、三菱財閥を作った人です。
三菱電機とか、三菱重工とか、三菱地所とか、三菱UFJ銀行とか、まぁ全部挙げればきりがないほど大きな三菱グループを作った人なんですね、素晴らしい。
そして、何とあのニコンも三菱グループなんですよ。なので、岩崎さんがいなければ、ニコンはないわけ。ニコンユーザーにとっては神様ですね、聖地巡礼といっても過言ではないと思います(過言?)。
ちなみに、僕が愛する富士フイルムはライバルの三井グループです。知ってました?
と、そんなすごい人が建てた家なんで、そりゃあもうすごいわけですよ。
場所は上野公園のすぐ近く、湯島からも近いです。
入り口を入っても邸宅は見えません。しばらく坂道を上がった所に受付が合って、その先に邸宅があります。邸宅の中を見学するには入場料が必要です。
ただし、建物内は撮影禁止の立札が立っていたので、今日は建物内部の写真はありません。それはもう素晴らしい内装でした。一見の価値ありです。
ただ、外観だけでも十分撮りがいがあるので、撮影は楽しかったです。
個人の邸宅のバルコニーでこのデザインあり得ますかね?神殿じゃないんですよ?屋根のデザインもめちゃくちゃカッコいい。
壁の色もすごく珍しいのに上品。こういう所にセンスを感じる。で、いたるところに装飾がほどこされてて、でもやりすぎじゃないんですよ。
逆光なので空に露出を合せてシルエット調に。シルエットにすると、装飾の形が浮き上がってこれがまた渋いんですよね。
庭には立派な木も植えられていて、その木との相性がまた良いんですよね。併せて撮ると魅力倍増。
葉の隙間から見える邸宅。どこで撮れるかは探してみてください。
さらに、和風の別館もあるんですよ。この和室から日本庭園が見えるんですけど、それが撮れなかったのも残念です。
館内の資料で知ったんですけど、岩手の小岩井農場は、この岩崎さんが、小野さん、井上さんと共同で作ったから頭文字をつなげて小岩井なんだって。カメラを持つようになってから、色んな所に出かけるようになって、こういう雑学的知識が増えてきた気がする。
小岩井農場に行く前に知ってれば、嫁さんや子供たちにドヤ顔できたのになぁ。
旧岩崎邸の概要
入園料
一般 400円
65歳以上 200円
小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
この記事を書くために調べたら、館内撮影禁止は土日祝日だけなんですって。平日に行けば、館内も撮ってOKらしいです。という事で、撮影に行くなら平日がおすすめですよ。今度は平日に行ってみたいと思いました。
東京でクラシカルな邸宅を撮るなら、他にもこんな所もあります。どちらも行ってみましたけど、超おすすめです。
代官山のど真ん中にある日本家屋と庭園。秋の紅葉が最高です。
若松河田にある旧小笠原邸。普段はレストランや結婚式のパーティーに使われるんですけど、時々一般に公開して撮影させてくれます。
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